先輩インタビュー
宮崎支社 葬祭ディレクター2013年入社

大木 良子Ryoko Ohki

女性ならではの心遣いを生かせる場所
仕事はハードですが充実感もあります

ファミーユに入社したきっかけは?

数年前に父が他界いたしました。その時にお願いした葬儀屋さんのミスが非常に多かったんです。たとえば納棺にも立ち合えなかったり、父の名前を間違えられたり、満足のできる見送り方を出来なかったと葬儀後に大変悔いが残りました。その経験から葬儀のことをもっと知ってみたいと思い、この業界に入りました。また、家族葬のファミーユを選んだという点では、知り合いのご葬儀に参列させていただいた時、スタッフの方がすごく親切だった印象があり、家族葬のファミーユなら良い仕事ができると思い入社を決心しました。

現在の仕事について教えてください

葬祭ディレクターをやっています。前職は結婚式の司会業をやっていたのですが、その時と比べるとかなりハードだと感じます。お通夜からご葬儀まではあまり時間がなく、時間的な制約がありますので、ご家族に寄り添いながらもメリハリをつけながら、きびきび動かなければなりません。時には男性と同じように力仕事をやることもあります。またトラブルが起こっても、お客様にご迷惑がかからないようにいろいろな選択肢を用意して乗り切らなければならないので、責任重大です。その分お客様にご満足いただけた時は達成感や充実感がありますね。

どんなときに、ファミーユらしさを感じますか?

ご葬儀では出棺の時にお別れの時間をとっているのですが、故人様が歩んできた人生、ご家族との想い出など、事前にさまざまな情報をお聞きして、お別れの演出を準備させていただくところ、また、出棺前の最後のお別れの時間をゆっくり取るところがファミーユらしいところだと思います。他の葬儀屋さんだと、事務的に淡々と進んでいくことがほとんどですが、ファミーユの場合はお手伝いさせていただいているスタッフも家族の一員という意識でやらせていただきますので、スタッフもご家族も心に残るご葬儀が多いと思います。

これまでで印象に残っている仕事は?

ご葬儀でブライダルブーケをお送りさせていただいたことが、とても印象に残っています。そのご家族には、病気を長く患われたお母様の看病を優先して、婚約者様との結婚を先延ばしにされているご子息の方がいらっしゃいました。そんなご家族の背景をお聞きして、亡くなったお母様の気持ちを考えた時に、ディレクターとして何ができるんだろう?と考え、ご子息とそのご婚約者にブライダルブーケをお贈りさせていただきました。

仕事をする上で日々心掛けていることについて

清潔感のある身だしなみや所作、振る舞い、言葉遣いなど、お客様に不愉快な思いをさせないよう接客を心掛けています。私たちは、家族葬のファミーユの看板を背負って仕事をしていますので、たとえば、プライベートで悩みがあっても、現場ではそんな顔を絶対に見せないように、ご葬儀のプロとしての高い意識を強く持って働いています。

これから入社する方へメッセージをお願いします

私がこの業界に入ったのは40歳を超えてからでした。女性は家庭のこともあり、職場の一線を離れてしまうと、もう一度チャレンジすることは難しいのでは?と諦めてしまう方も多いと思います。私はむしろ一旦仕事から離れてからの方が、より仕事を頑張れるのではないかと今感じています。もちろん新しい事を覚え、やるべきこともたくさんあり大変なこともありますが、ご葬儀という業界で考えると女性ならではの心遣いをフルに活かしていける仕事だと思います。宮崎支社でも3人の女性ディレクターが活躍しています。是非パワフルに一緒に仕事ができる仲間をお待ちしています。

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